血の生成には先ず先天の気(腎精)が体温(腎陽)で温められる所から始まります。食べ物(地の気)は消化吸収されて水穀の精微となり先天の気と合わさります。それが肺まで持ち上げられて、呼吸で空気(天空の気)より吸収された清気と合わさり血が生成されます。
血の成分のほとんどが水穀の精微です。しかしその働きは清気で決まります。水穀の精微は体を作る材料、清気は体を動かすエネルギーと考えてもいいでしょう。しかしこれらは体には異物なので、腎精と合わさる事で自己となり、体内で働く事が出来ます。
大高酵素は植物の生命エネルギーを抽出して長期間発酵させたものです。発酵させる事で、体に有用な物質が生成され、また完全に消化された形になっているので、吸収するのに胃腸の負担が少なくて済みます。大高酵素は正に水穀の精微です。
サメミロンは活性型スクワレンで出来ています。スクワレンは血液中で酸素が少ない所では赤血球の鉄と反応して酸素を作り出す事が出来ます。清気の働きをします。またスクワレンは体内にも存在する成分です。腎精の働きもします。
大高酵素とサメミロンの組み合わせは元気な血の生成において大いに役立ちます。